腰の回転と呼吸を利用し「バシッ!」

 両足をそろえて立ち、 腕を軽く曲げ、 「クローズスタンス」 をとる。 「テコン!」 の掛け声とともに礼。 テコンドーの精神に欠かせないのが礼儀。 気持ちが引き締まる。
 まずは、 体をならすために柔軟体操を行う。 華麗な足技は柔軟な体から生まれる。 戸島道場長の開脚は、 ほぼ180度。 記者は90度がやっと? 壁に背中をつけてパートナーに足を上げてもらう。 「き、 きつい」。 戸島道場長は自分の足の指が頭上まで上がる。 記者はぷるぷる震えながら、 やっと胸の位置。
 続いて前げり (アプチャプシギ)、 回しげり (トルリョチャギ)、 横げり (ヨプチャチルギ) の練習。 テコンドーのスピードとパワーを備えた足技は、 格闘技界でも注目の的だ。 戸島道場長が実演すると、 場内の雰囲気も引き締まる。 華麗な足技を覚えられることに、 緊張の反面ワクワク。
 腰の回転と呼吸を利用し、 力を込める。 ミットめがけて思い切りけり出すが、 なかなか力が入らない。 形はなんとかつかめても、 腰の回転と呼吸のバランスが悪いのだろう。 気を取り直して、 腰に意識を集中させる。 「バシッ!」 バランスがかみ合うと、 ミットはいい音をたてる。
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型の基本は「サイン・ウェイブ」

 テコンドーのほんの一部分に触れただけだが、 その動きの奥深さに驚かされる。 テコンドーのパワーは、 「人間の持ち得る力を最大限に利用するにはどうすればよいか」 を突き詰め、 生み出されたもの。 科学的な理論に裏付けられたスポーツといえる。
 その根幹を成すのが型 (トゥル) だ。 実際の攻防を想定してつくられた型は24種類、 3200種の動作がある。 今回は難易度6級程度の型を練習する。
  「シュッ、 シュッ」、 呼吸を利用し、 動作に力を込める。 同時にポイントとなるのが体重移動。 動作ごとに体を上下に動かす。 体の重心が波打つように見えることから 「サイン・ウェイブ」 と呼ばれる。
 この自然な体重移動がパワーにつながるという。 しかし、 これが難しい。 形を覚えることで精いっぱい。 やはり、 鍛錬なくして成功はない。
 最後にストレッチをしてクールダウン。 テコンドーの5大精神 「礼儀」 「廉恥」 「忍耐」 「克己」 「百折不屈」 を唱えて終了した。
  「目的を持って、 楽しく継続することが大切です」 と戸島道場長。 今回の体験は、 体だけでなく頭もフル回転の1時間半。 血行が良くなり体はポカポカ、 頭はスッキリ。 その上、 鍛錬次第では華麗な技を習得できる。 まずは体を柔らかくするため、 柔軟体操から始めてみようか


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 ■けいこ日/毎週土曜日
 ■場 所/ワークヒル土浦・多目的ホール (土浦市木田余東台4の1の1)
 ■時 間/午後6時30分〜同8時
 ■対象者/少年少女・成年男女
 ■指 導/戸島皇継道場長 (世界選手権3位)



※入会時に必要なものなど詳細は問い合わせを

トジマ・ファイティング・テコンドー・クラブ
電話 
090・4456・4852 
URL  http://www7a.biglobe.ne.jp/~taekwondo-tftc/