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三位一体で子育て応援

 「いばらき子育て家庭優待制度」は、県が配布する「いばらきKidsClub」カード=写真=を協賛店に提示すると、料金の割引きやプレゼント進呈など、各協賛店が設定したサービスが受けられるという制度。対象は、県内在住の妊娠中の人や18歳未満の子どもがいる家庭。
 県が同制度を導入したのは2007年10月。「子育て家庭を地域、行政が一体となって応援する雰囲気をつくり出し、子ども連れでの外出を温かくサポートできる地域づくり、子育てが楽しいと感じられる環境づくりなどを進めることを目指しています」と県保健福祉部子ども家庭課・少子化対策室の渡部麻美係長。
 「いばらきKidsClub」カードは、制度開始時に県内の認可保育所や幼稚園、学校などを通じて、1世帯に1枚配布された。また各市町村の児童福祉担当課などで随時交付されており、紛失や破損による再交付にも応じている。
 同制度に協賛する企業や店舗は、スーパー、量販店、飲食店、ドラッグストア、理美容院、宿泊施設、観光施設など、県内2118店(1月31日現在)。県は随時、協賛店を募集している。
 優待サービス内容は各店が独自に設定。料金の割引き、スタンプ2倍サービス、割引券のサービス、記念品プレゼントなどさまざま。
 協賛店や優待サービス内容の情報は、県の専用ホームページや同カード交付時に配布される案内、各協賛店の案内・ポスターなどに掲載されている。
県内2000以上の店で優待サービス カスミは毎月第3日曜日に5%割引き
 
 協賛店の一つ、大手スーパー「カスミ」は、毎月第3日曜日(家庭の日)、県内全85店舗で優待サービスを実施している。合計1000円以上を購入の際、精算前にレジで同カードを提示すると、5%割引きされる(一部対象外商品あり、ほかの値引き、割引きとの併用不可)。
 優待サービス当日は、レジやサービスカウンター周辺に、同カードをデザインしたポスターなどを掲示し、利用を促している。
 カスミ広報グループリーダーの神林都さんは同制度について、「地域のお客様のお役に立てれば、と協賛しております。店頭やチラシなどでも告知を行っていますので、ご覧いただき、より多くのお客様に積極的にご活用いただければ」と話す。
撮影協力=カスミ「グラン・プルシェ」
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「助かる」もPRの充実求める声

 制度の導入から約3カ月が経過したが、同カードは対象者にどの程度認知され、利用されているのだろうか。
実際に優待サービスを2回利用したことがある常総市の女性は、「一番下の子が18歳になるまで使え、その利用期間の長さは助かります」と話す。ほかに「お店によって、いろいろなサービスが受けられるので、すごく助かります」(取手市、3回程度利用)、「このような制度は、子育て家庭にはありがたい」(下妻市、3回程度利用)という声があった。
 一方、「知らなかった」「利用したことがない」という意見も。「分かりにくい。利用できるお店や内容もよく分からない」(取手市)、「サービスはありがたいが、日にちが指定されていたり、使えるところと使えないところがあるのが面倒。どこでも使えるとありがたいです」(守谷市)。
 さらに「各店舗でも目立つところに優待内容やポスターを掲示してほしい」(常総市、守谷市)、「表示や内容を分かりやすくしてほしい」(取手市)と、PR活動の充実を求める意見が聞かれた。

 こうした利用者の声を受けて県は今後、「引き続き、協賛店舗などの拡充を目指すとともに、協賛店舗やメールマガジンの会員を対象にアンケート調査を実施し、その結果を踏まえ、さらに利用しやすくなるよう努めたい」としている。


        
電話 029・301・3261(県保健福祉部子ども家庭課少子化対策室)
http://www.kids.pref.ibaraki.jp