@つくば道道標
つくば道は、 三代将軍・徳川家光の時に筑波山参詣道として開かれた。 1986年に 「日本の道百選」 に選ばれた。 高さ3bを超える道標が、 参詣道の入り口に堂々とそびえる。
A八坂神社五輪塔
八坂神社は小高い丘の上に建つ。 社殿の西側に高さ201aの石造五輪塔がある。 塔の中に納入されていた経筒の銘から、 1537年に造立されたことが判明。 「県内では、 造立年が分かるもののうち、 新治村 (現土浦市) の頭白上人五輪塔 (1515年造立) に次いで古いものとされる」 と井坂さん。
B毘沙門天種子板碑
北方の守護神として崇拝される毘沙門天。 その種子 (しゅじ) 「ベイシラマンダヤ」 を形象化し、 配した。 芸術性あふれる作風は 「板碑として類例のない傑作」 といわれる。 製作年代は、 鎌倉時代と推定される。
※種子=仏や菩薩を標示する梵字(ぼんじ)
C日向廃寺(ひゅうがはいじ)跡
平安時代末期の寺院跡。 宇治平等院鳳凰堂に似た阿弥陀堂跡が残る。
D熊野神社
この地域はかつて、 熊野信仰が盛んであったといわれている。 長い階段を登り切った後のそう快感、 そこからの眺望は格別。
E石造多層塔
無量院の中久木家の墓地にある。 一基の塔身に 「延文六年 (1361年)」 と彫られており、 南北朝時代の造立であることが分かる。 本塔には、 特別な装飾や細工が施されていない。 「このような素朴な様式に、 時代が表現されている。 とても貴重な遺品の一つ」 と井坂さん。
F多気太郎(たきたろう)五輪塔
筑波の地にある多くの五輪塔の中でも最も古い様式で、 鎌倉時代初期に作られたものとされる。 地元では、 常陸大掾 (だいじょう) 氏最後の当主・義幹 (よしもと) の墓と伝えられている。 |