現地の伝統文化、環境保護の役割

 
アジアやアフリカ、 中南米諸国の農村地域やスラム街などに暮らす人々の貧困が問題に挙げられて久しい。 そうした支援を必要とする人たちの貧困・環境問題の改善を目指して、 世界的に展開している活動がフェアトレード。
 同活動によって現地の人々は仕事を持ち、 自立した生活が営める。 それは単なる生活の保障に限らず、 現地の伝統文化の保護にもつながる。 さらに、 農薬や化学肥料を使用しない自然農法を生かした生産にこだわるなど、 環境保護の役割も果たしている。
気負わず身近な支援スタイル

 フェアトレードは、 「気に入った品物を買って、 さらに国際協力にも貢献した」 というような支援スタイルが特徴で、 気負いはみられない。 「わたしにもできるかもしれない」 と、 誰もが思える身近さが魅力だ。
 大切なのは継続すること。 フェアトレード製品を継続して購入 (使用) することが、 現地生産者の生活を安定に導く。  公正貿易事業に取り組むフェアトレードカンパニー (東京・世田谷) の胤森なお子常務取締役は、 フェアトレード商品を扱うオーガニックコットン専門店 「CASOLEA (カソレア)」 (つくば市二の宮) 主催のトークイベントで、 「生産者や消費者、 フェアトレード団体などが、 息の長いパートナーシップを結ぶことが求められる。 できるだけ安定した量を買い支えることが大切」 と話す。
 例えば、 同じ価格の品物であれば、 フェアトレード商品を購入してみる、 というのも支援スタイルのひとつ。 買い物が日常的な行為だからこそ、 無理なく継続的な支援が可能となるのではないだろうか。 流行にとらわれない継続的なブームの定着を願う。
 わたしたちが商品を選ぶときの基準は、 人によって差異はあるが、 ブランド、 デザイン、 価格、 品質など。 フェアトレードを認識することによって、 さらに 「国際協力」 という選択肢が加わる。 新しい買い物スタイルとしても、 ますます注目を集めそうだ。







 ◆◆◆ フェアトレード製品例 ◆◆◆ 




フェアトレード専門店 手作り雑貨のお店
「フレンズ」
ファッション、雑貨、プチレストラン
「イエローツリーマチコ つくば店」

「フェアトレード・チョコレート」 =ボリビアの有機カカオとフィリピンで有機栽培されたマスコバド黒糖(一部除く)を使用

「ジリミリシルクスカーフ」 =オールドサリーやドレスのはぎれを横糸に織り込んだリサイクルシルクのスカーフ
    
オーガニックコーヒー 「ヒマラヤンワールド」 =写真堰A スリランカの雑穀クッキー 「クラッカンバー」

店内に並ぶアクセサリー類



「品物を気に入ってもらうことから活動が始まるのでは」
と関口友美オーナー。

所在地/つくば市天久保1の6の1ヤマキビル2階 (松見公園駐車場前)  
営業時間/正午〜午後5時
定休日/日・月曜日
電話/029・852・1700


「好きなものを買っていつの間にか、 国際協力できるのは
魅力ですね」 と同店スタッフ。

所在地/つくば市上原389の1 
営業時間/ショップ:午前10時30分〜午後5時 
    プチレストラン:午前11時30分〜午後4時30分  
定休日/月・火曜日
電話/029・837・2629




オーガニックコットン アイテムズ
「CASOLEA (カソレア)」

オーガニックコットン タートルネック

ロングカフ・トップ

「年々技術が向上し、 商品としての魅力も上がってきています」
と鯨井智廣オーナー。

所在地/つくば市二の宮1の1の10 
営業時間/午前10時〜午後7時 
定休日/水曜日
電話/029・861・7752