高齢化、しつけ・・・ 「わんちゃん好きのお世話人」に聞く
ああああああ
 問題行為、 ストレス、 高齢化…。 こうした愛犬の問題に直面したとき、 飼い主は何ができるのだろうか―。 「犬のしつけや病気を除く寿命は、 飼い主次第」 と話すのは、 飼い主に代わってペットの世話をする 「わんちゃん好きのお世話人」 (土浦市荒川沖) の榎本潔代表。 気軽にペットが購入可能な環境にある現代社会。 だからこそ求められるのは、 飼い主の知識や心構えではないだろうか。 今回は、 子犬と高齢犬に焦点を当て、 飼い主の在り方を考えるとともに、 昨今のペット事情の一端に触れる。
    
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 高齢犬●平均寿命の延びが表す飼い主の意識向上

高齢犬講習会でアドバイスを送る富澤さん

「わんちゃん好きのお世話人」 には、 長く生活を共にしてきた愛犬が高齢となり、 それに伴う問題に悩む飼い主からの相談が多く寄せられる。
 高齢犬とされる犬の年齢は、 犬種によって多少の差はあるが、 およそ7、 8歳以上。 高齢犬特有の症状として、 目が白っぽく濁る、 食欲が落ちる、 散歩の距離が短くなる、 階段などの段差にちゅうちょする、 後ろ足の運びが遅い、 犬認知症の傾向が表れる―などが挙げられる。 また、 この年齢に差し掛かると、 後ろ足の関節炎、 歯周病、 腫瘍 (しゅよう) ができたりと、 さまざまな病気にもかかりやすくなる。

 近年、 飼い犬の寿命が延びているとされる。 東京農工大・日本愛玩動物協会の調査によると、 愛犬の平均寿命は11・9歳、 この10年間で3・3歳延びている。 大型犬に比べ、 室内飼育が多い小型犬の寿命が長いのも特徴で、 大型犬が12歳前後、 小型犬が15〜16歳となっている。 飼育環境や獣医療の進歩などが理由に考えられるが、 その環境を作り上げている要因の一つが飼い主。 寿命の伸びは、 飼い主の意識の向上を示す結果でもある。  
 さて飼い犬の寿命と飼い主の世話の仕方が大きく関係しているようだが、 具体的に飼い主は何をして、 どんなことに注意すれば良いのか。 「わんちゃん好きのお世話人」 顧問で獣医学博士の富澤勝さんは、 高齢犬を抱え悩む飼い主へ向けた講習会 「高齢犬ぐっどらいふ」 で、 「心構えは早めに」 と呼びかけ、 アドバイスを送る。
 まず食事に注意する。 塩分は控え、 適量を与える。 シニア食や療養食に切り替えるのも一つ。 そして定期的に健診を受ける。 獣医師とはできるだけコミュニケーションを図り、 より多くの情報を得るように。 愛情表現として、 できるだけ体に触るように心掛ける。 日々のブラッシングを通して、 腫瘍を発見したケースもある。 「普段から気に掛け、 おかしいな、 と思ったらかかり付けの獣医師に診せ、 相談しましょう」と富澤さん。

   

高齢犬講習会でのマッサージの様子
 子犬●いかに飼い主がリーダーシップを取るか
子犬のしつけのポイントを説明する国本さん 
 続いて、 新しく家族の一員として子犬を迎える場合に注目しよう。 「わんちゃん好きのお世話人」 しつけ指導部顧問で日本警察犬公認訓練士の国本日出仁さんは 「子犬を飼うと決めたら、 迎え入れる前に心構えが必要」 と話す。 犬種の特性を見極め、 受け入れる側の状況を考慮したり、 環境を整える。
 さらに 「しつけは4カ月から1歳くらいまでが勝負」。 家庭で最低限教える必要があるのは「待て」と 「座れ」と「来い」。特に室内でのトイレのしつけは、 家に連れてきてから3日間がポイント。 「始終見ていられる環境で教えるのが理想的」 という。
  「わんちゃん好きのお世話人」 が飼い主を対象に実施したアンケートによると、 愛犬の悩みで多いのが、 「いたずら」 「トイレ」 「甘噛み」 「知らない人や犬に向かって吠える」。 国本さんは 「犬の問題行為にも何かしらの理由がある。 飼い主がリーダーシップをいかに取れるかがカギとなる」 と指摘。「しかる」と 「ほめる」 のメリハリの大切さを示唆する。
 以上のしつけに関するポイントについて実技を交えて指導する、 子犬のしつけ教室 「おけいこいぬ」 が開催される。 ドッグトレーナーの小野亜希子さんは 「最近、 人や犬に不慣れなわんちゃんが増えています。 この機会に社会デビューを実現して、 みんなに愛される犬を目指してみてはいかがですか」 と呼びかける。


子犬しつけ教室「おけいこいぬ」

日時 11月25日、 午前9時30分〜正午
場所 土浦市永国東町の永国東町公民館
参加対象 子犬 (4カ月〜1歳) と一緒に参加できる人 または 飼っていなくても関心のある人   ※要予約
参加費 犬1頭につき2000円 (お世話利用券2000円分プレゼント)
フリーダイヤル0120・089211 FAX029・842・3991  (わんちゃん好きのお世話人)