筑波山の豊かな恵みを感じて




 男体、 女体と二峰並んだ形から、
自然と男女二柱の祖神 (おやがみ) がまつられたといわれる筑波山。

縁結びや子授けなどのご利益で知られる筑波山神社をはじめ、
周辺には子授け信仰のある神社や祠 (ほこら) が点在する。

 今回は、 つくば市近辺の子授け信仰のある場所を調査・紹介しているグループ
「つくば子宝孫宝 (こだからまごだから)」 (間宮正孝代表) の協力で、
筑波山周辺の子授けにご利益があると信仰されているスポットを紹介する。
筑波山の豊かな恵みによって幸せが訪れることを願って。





@筑波山神社
 御祭神の二神は 「いざなぎのみこと」 と 「いざなみのみこと」。 この二神が結婚して神々を生み、 国生みしたことから、 縁結び、 夫婦和合、 家内安全、 子授け、 子育てなどにご利益があるとされている。
 P・トイレあり
B母の胎内くぐり  
 つつじケ丘駐車場から女体山山頂へ向かう登山道にある。 小さな岩が巨大な岩を支える形。 小さな岩の裏側を通り抜けることができる。 巨岩が落下しそうなスリルもあるが、 外界からさえぎられたような静かな空間で、 まさに 「お母さんの胎内」 を連想させる。 安産の神。
 【行き方】ロープウエイ女体山駅からつつじケ丘駅方面へ下山。 約30分で到着する。
 登山道中、 P・トイレなし、 管理者不在



D月水石(がっすいせき)神社
 
参拝するときは、 地元の人たちに
迷惑をかけないよう、 マナーを守ってください
  あ  
 筑波山中腹、 臼井地区のうっそうとした木立の中にたたずむ。 いざなぎ・いざなみのみことの第4子 「磐長媛 (いわながひめ)」 がまつられている。 ※わかりにくい場合は地元の人に尋ねてみよう
 P・トイレなし、 管理者不在



C高天ヶ原(たかまがはら

「母の胎内くぐり」 のすぐ下。 大きな岩の間の階段を登っていくと、 巨岩の上に小さな社がある。 幻想的な雰囲気をかもし出す階段。 一歩ずつ登る行為が、 まるで神聖な儀式のようにも感じる。 夫婦和合。
 【行き方】ロープウエイ女体山駅からつつじケ丘駅方面へ下山。 約30分で到着する。
 登山道中、 P・トイレなし、 管理者不在


 A子授け地蔵


 「この付近を通りかかったばあさんとじいさんが追いはぎに遭って、 一生懸命逃げたのだが、 老人のことで逃げ切れずに殺されてしまった。 そこで村人は石仏をつくり、 春秋の彼岸の日に供養法要を営んだ (婆ケ嶺・爺ケ嶺の伝説より)」。 「この石仏を抱くと子宝に恵まれる」 という言い伝えがあり、 「抱き石」 とも呼ばれる。
 Pあり、 トイレなし、 管理者不在


 




  「つくば子宝孫宝」  
 2002年、 つくば市の観光PRを目的に発足。 つくば市とその周辺の、 子授け信仰のある場所を調査・紹介している。 調査中にメンバー3人に子供が授かったというエピソードも。「子宝に恵まれない人たちが共通して抱えている悩みの1つがストレス。体を動かしたり、 リフレッシュする機会になれば」 と間宮代表。  

 電話090・4430・2918 (間宮)、 ホームページは 「つくば子宝」 で検索