メタボ対策に重点

◆ 霞ケ浦成人病研究事業団・健診センター ◆

阿見町中央の霞ケ浦成人病研究事業団・健診センターは、
「病気になる前の健康チェック」 を合言葉に
メタボリックシンドローム (内臓脂肪症候群) 対策を取り入れた健診に力を入れている。
2008年度からスタートする新制度 「特定健診・特定保健指導」 の導入も見据え、
さらなる体制の充実を目指す。



 日本人の3大死亡原因は、 がん、 心臓病、 脳卒中。 心臓病と脳卒中を引き起こす主な原因が動脈硬化といわれており、 引き金となるのが内臓脂肪型肥満と複数の危険因子を併せ持つメタボリックシンドローム (以下メタボ)。 有病者や予備群が増加傾向にある中、 生活習慣病対策の実施が急務となっている

メタボとは?
 メタボは、 内臓脂肪が多く付いた内臓脂肪型肥満 (内臓肥満) の人が、 高血圧・脂質代謝異常・高血糖といった生活習慣病の危険因子を2つ以上持ち合わせている状態をいう。 動脈硬化を進行させ、 脳卒中や心筋梗塞 (こうそく) などの疾患につながるケースが多く、 軽視は禁物。 メタボの診断基準は表1を参照。
表−1
内臓肥満 男性 腹囲85p以上  
女性 腹囲90p以上
高血圧 収縮期血圧130mmHg以上、
拡張期血圧85mmHg以上
高血糖 空腹時血糖値 110mg/dl 以上
血中脂
質異常
中性脂肪 150mg/dl 以上
HDLコレステロール値 40mg/dl 未満
新健診・保険指導制度
 
メタボ対策を取り入れた新しい健診・保健指導制度 「特定健康診査 (特定健診) ・特定保健指導」 が08年4月から、 40歳から74歳を対象にスタートする。 メタボの把握・改善・予防を目的に、 保健指導に重点が置かれる。
  
一足早い対応
 
同センターは一足早く、 人間ドックの受診者でメタボに該当する人を対象に、 個別の細やかな保健指導を実施してきた。 保健師や管理栄養士などが連携し、 保健指導が必要な対象者に、 目標探しからアドバイスまでサポートしている。 その実績を生かし、 新たに導入される新・健診制度に向けた準備を進めている。
増加傾向の生活習慣病
 
現代人の生活習慣の変化や高齢者の増加などに伴い、 生活習慣病の有病者や予備群も年々増えている。 例えば糖尿病は、 5年間で有病者・予備群を合わせて1・2倍の増加がみられる。
  「日本人の約3割は動脈硬化が原因で亡くなっている。 それらは病院で治療を受けなくても生活習慣の改善で予防できるケースも少なくない。 病気になる前の治療が、 医療費の削減にもつながる」 と同センターの細井董三センター長。

●霞ケ浦成人病研究事業団・健診センター●

 生活習慣病 (成人病) に関する予防・診断・治療の進歩向上を図り、 地域住民の健康と福祉に寄与貢献する目的で、 1976年11月に設立。 これまでに日本総合健診医学会 「優良総合健診施設」 「人間ドック・健診施設機能評価」 の認定を受けている。
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▽所在地
   〒300・0332 阿見町中央3の20の1
▽健康診断・がん検診・生活習慣病健診の申し込み、 問い合わせ
   電話 029・887・4563 (同センター予約係)
▽受け付け時間
   月曜〜金曜日 (午前8時30分〜午後4時40分)
   土曜日 (午前8時30分〜同11時40分)
▽ホームページ http://www.bekkoame.ne.jp/ha/yakuzai/
▽Eメールアドレス yakuzai@ha.bekkoame.ne.jp








腹囲を測ってみよう!

 体の力を抜き、 息を吐いたところでへその高さの腹囲を測る。



   
あなたは大丈夫? 自己診断
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 予防・改善は、 自分の体を知ることから始まる。 「ズボンがきつくなってきた、 健診の数値が少し高めの項目もあるけれど異常はない、 と思っている人にこそ健診をおすすめします」 と同センター・保健師の大嶋さん。

表-2 当てはまる項目にチェックを入れよう!                    
腹囲が男性85cm、 女性90cm以上である
BMIが25.0以上である ※BMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)
 例:身長170cm、体重75kgの人の場合 BMI=75.0÷1.7÷1.7=26.0
20歳のころと比べて体重が10kg以上増加している
おなかが出ているのに,おなかの肉をつまんだときの厚みが2cm以下だ    
 ※おなかの肉が2cm以上つまめる場合は、 皮下脂肪型肥満と考えられる
 いずれかに該当した人       
メタボリックシンドローム、 またはその予備群になる 危険性が高い状態。  今すぐ生活改善のプログラムを始めよう。  血糖、 血圧、 脂質の値も確認しておこう。

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