筒を水平にして矢を吹き口に入れる。 筒を両手の親指と人さし指で挟み、 鼻から息を吸いながら、 両腕を下から頭上へとゆっくり上げる。 「お腹が丸くなるくらい、
たっぷり息をためて」 と菊池さん。 次に、 ゆっくりと息を吐きながら、 上げた腕を下ろす。 この呼吸法がスポーツ吹矢のポイント。 体中に酸素が行き渡るような感覚が得られ、
気持ちが良い。
吐き切った息を今度は一気に吸い込んで、 腹筋を使って矢を吹く。 矢が的の5点のポイントに命中。 しかし呼吸が分断してしまい、 腹筋もうまく使えない。 納得いかないなあ。
筒を下まで下ろし、 再び矢を挿入。 さあ、 再チャレンジ! ぐっと息を吸い込んで、 腹に意識を集中する。 「ふっ」。 体のしんがぶれずに腹の底から大量の息が飛び出す。 矢が的に命中、 と同時にわき起こる爽快感。 「これだ! この感覚」。 ほんの少しコツをつかんで、 いよいよおもしろくなってきた。 全部で5回の試技もあっという間に終了。 |