女性が3役をこなすために… 次に、仕事と家事、子育てを担っている女性たちに注目する。読者アンケートの結果を見ると、結婚後も就業している女性は約8割、うち仕事と家事と子育てに携わっている女性は、約5割を占めた。「まだ息子が高校生で、家事と仕事と子育てにかかわっています。ようやく一主婦からパート事務の職業を持つようになりました。やはり仕事を持つことは、人間としてプラスになります」(稲敷市、47歳)。結婚後も「働きたい」という希望をかなえ、子育てもこなす女性たちは、現代女性の特徴的な「ライフスタイル」を送っているといえるだろう。
しかし、女性が3役をこなすためには、夫や家族の協力が絶対条件となる。最近の共働き家庭では、夫が家事に参加する割合が高いようだ。読者からは次のような意見が寄せられた。「仕事に行くときは、家事などの面で夫の協力を得ており、感謝しています」「洗濯は主人の仕事です」。 |
妻が7割以上負担する現状
育児への協力はどうだろう。「白書」共働き世帯の育児負担割合の調査結果によると、育児にかかわるのは「ほとんど妻」が47・8%、「どちらかというと妻」が26・3%と、妻が7割以上負担している現状が読み取れる。
読者(妻)からも「子育てに疲れ、家出をしようと思ったこともある」「主人は子育てをほとんど協力せず、子供のスポーツの応援も進学に関しても自分一人で考え、行ってきました。体を壊したときも優しい言葉などかけてくれず、もんもんと過ごしてきました」という深刻な意見があった。改めて夫婦の課題として見つめるべきであろう。
さまざまな弊害を乗り越えて、結婚・出産後も就業することを理想とする現代女性。その結婚観には、「夫(家族)の考え方や協力」が大きく反映していることも事実のようだ |
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▽出典=平成18年版国民生活白書(内閣府編集/時事画報社発行) |