ブーツの消臭対策
保温性が高く、おしゃれなブーツは冬のファッションに欠かせない定番アイテム。しかし、蒸れてにおいが気になるという一面も。「人前でブーツが脱げない」といった悩みを抱えている人も多いのでは。今回のテーマはブーツの消臭対策。シーズンの終わりには、便利なクリーニングもおすすめ。
1日履いたら2、3日休ませて
 ブーツは保温性が高い反面、通気性が悪く蒸れやすい。長時間ブーツを履いていると、足裏にかいた汗がこもり、足やつめに付着した雑菌が繁殖し、においが発生する。
 においを防ぐには「湿気を取り除いて、菌を増やさない」ことが大切。学園化学クリーニングの鈴木芽未企画マネージャーは「1日履いたら2、3日は休ませ、乾かすとよい」と、具体的な対策法を紹介する。乾かすときのポイントは、皮の変色の原因となる直射日光を避け陰干しすること。
 ブーツを脱いだ後は、コットンなどで中をよくふく。コットンに少量のアルコールを含ませてもよい。乾燥させた茶殻やコーヒーの出し殻も効果的。そのほか、ブーツキーパーを使う方法も。ブーツキーパーは型崩れ防止にも役立つ。
 「吸湿性の低いストッキングとブーツの組み合わせは悪条件の1つ」と鈴木さん。絹やウールが混じった素材の靴下を履いたり、インソールを底に敷いて汗を吸収、発散させることを心掛けたい。
 においを防ぎ、快適なブーツ生活を送るために、ちょっとした手間を惜しんではならない。誰にでも簡単にできて、経済的な除湿アイテムとして、鈴木さんのイチ押しは新聞紙。中に丸めて入れれば型崩れを防ぎ、同時に湿気も吸う。身近なもので十分な効果が得られるのはうれしい限り。「ブーツを脱いだら新聞紙を入れて除湿対策」という習慣を身につけよう。
水洗いなので汗も落ちて「さっぱり」ブーツのクリーニング
 ブーツ人気の高まりとともにこの2、3年、ニーズが高まっているのがブーツのクリーニング。皮のパンツやコートをクリーニングに出すような感覚で、ブーツを店に預ける客が増加しているという。
 全体を主に水洗いし、乾燥させてプレス、そして傷などに補色する。「水洗いをするので汗も落ちてさっぱりします」と鈴木さん。
 同店では、利用者の需要に合わせて保管サービス(追加料金)も実施している。シーズンオフの春先以降に預かり、10月ごろに返却する。
 「昨年は梅雨の時期が長かったためか、カビが生えてしまったブーツを持ってくる人が多かった」と鈴木さん。現在履いているブーツはもちろん、げた箱に保管してあるブーツも確認してみてはいかが。
▽協力=学園化学クリーニング(029・847・3205)