アジアンカレーに注目

 正月に 「おせち」 や和食を堪能したという人も多いはず。 日本料理の繊細な味付けと彩りに 「和の心」 を再認識したのもつかの間、 そろそろコクのある味わいが恋しくなるのでは? そこで、 アジアンカレーに注目。 常総市在住の岡野レニーさんと柴田スレス・バジュラチャリアさんに、 インドネシアの 「ソトアヤム (チキンカレー)」 とネパールの 「マスコタルカリ (キーマカレー)」 を紹介してもらった。
ソトアヤム(チキンカレー)/インドネシア
豪快&マイルドが魅力ジャワ地方の伝統料理

 スープとしてもおいしいソトアヤム。 インドネシアでは下ごしらえのほとんどで、 すり石を使う
(丸写真は岡野レニーさん)

 チキンを丸ごと1羽使う豪快なカレー。 インドネシア・ジャワ地方で日常的に食べる伝統料理。 「日本でもお祝いのときなどに作ります。 好評です」 と岡野さん。 数々のスパイスが独特の風味を生み出す。 レモンの香りが効いて、 なんともさわやか。 とろみは少なく、 ココナッツミルクが醸し出すマイルドさが際立つ。 スープとしてもおいしくいただける。
 さっそく、 調理スタート。 インドネシアから持参したすり石で食材をつぶす。 包丁で刻むというより 「つぶす」 のがインドネシア流。 下ごしらえのほとんどがこのすり石の上で行われる。 こんなところにも文化の違いが垣間見え、 おもしろい。
【ソトアヤム/材料】(5人分)
▼カレー
鶏肉1羽分/カレー粉 (ソトアヤム) 1袋/タマネギ〜1個 
ココナッツミルクパウダー60〜100g/クミリの実5個
スレ (味付け用の細いネギ) 2本 
コリアンダーの種少々ショウガ少々 
ニンニク4片/ラオス (ショウガに似た形) 少々 
トウガラシ少々/ホワイトペッパー少々 塩少々 
レモンの葉5枚/ローリエ2枚
▼トッピング
もやし、 ゆで卵、 ゆでたジャガイモ、 ネギ、 エビのクラッカー各少々
(1)鶏肉丸ごと1羽を水から煮てだしを取り、 鶏肉は後で細かく割く
(2)塩、 コリアンダー、 ホワイトペッパー、ショウガ、 ニンニク、 タマネギ、 クミリをすりつぶす
(3)フライパンに油を入れ、(2)を混ぜ合わせていためる (色が変わればOK)。 さらにラオス、 スレ、 ローリエ、 レモンの葉、 カレー粉を加えいためる
(4)(1)のなべに2リットル水を加え沸騰させる。 割いた鶏肉と(3)のルーを入れ、 煮込む
(5)(4)にココナッツミルクパウダーを入れ、 弱火で煮込む ※沸騰させないように注意
(6)ご飯にトッピングを乗せ完成
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マスコタルカリ(キーマカレー)/ネパール
定番のスパイス「タメリック」が決め手
定番の「タメリック」が食欲をそそる。すりつぶしたニンニク、トマトを入れていためる
(丸写真は柴田スレス・バジュラチャリアさん)


 「ネパールはカレーの国なので、 日常的に食べています」 と柴田さん。 日替わりでカレーが食卓に並ぶという。
豊富な種類のスパイスを使うのがネパール料理の特徴。  各家庭の味の決め手もスパイス。 そのためチョイスには気を遣う。
 もちろん、 定番のスパイスも。 ネパールで料理に必ず使うのが 「タメリック」。 日本でいう、 しょう油のような役割だろうか。
 マスコタルカリはスパイシーでコクがあり、 食欲をそそる。
【マスコタルカリ/材料】(4人分)
▼カレー
豚ひき肉300g/タマネギ1個〜2個/ニンジン/トマト2個
トウガラシ2本 /チキンスープ500cc/ニンニク適量
ショウガ適量/塩適量/サラダオイル大3
▼スパイス類
タメリックパウダー少々/クミンシード小
カレー粉 (ミートカリーマサラ) 小2
【作り方】
(1)ニンジン、 タマネギをみじん切り、 トマトを角切りにする 定番の「タメリック」が食欲をそそる。 すりつぶしたニンニク、 トマトを入れていためる(丸写真は柴田スレス・バジュラチャリアさん)
(2)フライパンに油を入れ、 ひき肉をいためる
(3)なべに油を入れて、 トウガラシをいためて香り付けをし、 ニンジン、 タマネギ、 すりつぶしたニンニク、 トマトを入れていためる
(4)(3)にチキンスープを入れ、 (2)を加え混ぜる
(5)(4)にクミンシード、 タメリックパウダー、 カレー粉を入れ煮込む