2011年12月19日
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| ●サトイモで脳と地域を活性化 |
| 「脳響水かよこ」が話題に |
| サトイモで健康増進とまちおこし―。JA厚生連看護支援室の中西京子さん(55)が開発を手掛けた「脳響水(のうきょうすい)かよこ」が話題となっている。サトイモから抽出したエキスを使用したもの。脳細胞を活性化させる成分を含んでいるのにもかかわらず消費低迷が続いているサトイモに着目。使いやすいようにすることで、サトイモの消費拡大、使用した商品開発によるまちおこし、健康増進の「一石三鳥」を目指す。 サトイモには、脳の血流を促す働きがある「ガラクタン」という成分が含まれているので、認知症予防の効果が言われているが、皮をむく時にかゆくなるなど、調理が面倒なことから、敬遠されてきた。 中西さんは、同室で予防医療に取り組む業務に携わる。その中で、サトイモの成分に注目し、2010年2月から開発に取り組んだ。とは言え、今まで、水戸協同病院で看護師として勤務していたので、食品開発は全くやったことはない。蒸す、ペーストにする、切るなどを試行錯誤を繰り返して、エキスを抽出。皮と実の間にある栄養成分を抽出するため、生のサトイモを薄くスライスし、水にさらす。そのさらした水を加熱処理して煮詰めることによって作られる。 こうして開発された商品は、開発に理解を示してくれた課長の名を商品名に入れた。 「脳響水」は、無味無臭でノンカロリー。そのため、ご飯やパン、麺類、菓子などに食材に混ぜ込むAタイプ。肉や魚料理につけ込むBタイプ。下ごしらえ用に、果物や野菜料理に入れるCタイプの3種類ある。その違いは抽出する時間によるもの。Bタイプは赤紫色になるのが特徴。中西さんは「サトイモの新しい食べ方」と強調する。 「カロリー半分」や「糖分ゼロ」など「体にやさしい」をうたう食品は数多くある。味が従来のものと比べて落ちる場合も多いが、「脳響水を使った場合はこれに当てはまらない。おいしく、体にもよい」と続ける。 例えば、入れることによってそばは、「風味が引き立つ」「のびにくい」「食感がいい」などメリットが出てくるという。従来、つなぎとして使っている「ヤマイモ」と違いアレルギーもない点も加わるなどいいことずくめ。「魔法の水」と例える人もいるという。 現在、A・Bはすでに商品化され、Cはみりんのように使えるよう「料理水」として売り出す準備を進めている。 商品化したのは、笠間市の洋菓子店「グリュイエール」が第1号。話を持ち掛けて「おもしろい」とゼリーに入れた「脳響ゼリー」を昨年5月に販売。 これを皮切りに、9月には、水戸市姫子地区の4店舗でオリジナル商品を販売。現在は、脳響水はJA茨城中央の直売所や通販サイト「アマゾン」などで販売されている。関心を持つ業者から問い合わせが相次ぐなど、徐々に広がりを見せている。「まちの活性化につながれば」と期待を寄せている。 現在取り組んでいるのが「サトイモ植えよう運動」。福島・原発事故で放射能の影響を受けない農作物のサトイモを植えていこうと、水戸、ひたちなか、那珂で農家にサトイモの種いもを無償で配布した。「農家、商工業者が元気になり、消費者も健康になるような仕組みをつくっていきたい」と中西さん。 研究結果で、さまざま効果も出てきている状況で、今後の取り組みに期待が高まる。 |
| ●サンタ・ダイバーがプレゼント |
| アクアワールド県大洗水族館で限定イベント |
| アクアワールド県大洗水族館(大洗町磯浜町)に、サンタ・ダイバーが登場。家族連れらの人気を集めている。 水量1300dを誇る「出会いの海の大水槽」では約80種2万匹の魚類が飼育されている。ダイバーによる餌付けは来場者に大人気だが、現在はクリスマス期間限定として、25日までサンタ・ダイバーによる特別バージョンになっている。 サンタ・ダイバーが登場して、巨大エイなどに餌を与えながら魚類の紹介をすると、子どもたちからは歓声が上がった。最後には全員にサンタ・ダイバーからのビッグプレゼントも…。 22日までは午前10時40分からと午後1時からの2回。23から25日までは、午前11時30分と午後3時も加わり4回となる。 このほか、イルカ・アシカオーシャンライブも25日までクリスマスバージョンとなっている。ゲーム「サンタクロースを助けよう ちびサンタ3兄弟を探せ」、幻想的なグラスツリーなどの飾られたクリスマスゾーンなど、館内はクリスマスムードでいっぱい。 問い合わせは、アクアワールド県大洗水族館(電話029・267・5151)まで。 |
| ●筑波植物園で「つくば蘭展・ミニ」 |
| 原種や珍種など130種150鉢 |
| さまざまな品種のランを集めた「つくば蘭展・ミニ」が、つくば市天久保の国立科学博物館筑波実験植物園で開かれている。25日まで。 同展は同市内を中心とした県南地域のラン愛好家グループ「つくば洋蘭会」(斉藤正博会長)の会員約80人が栽培した作品を持ち寄った。 会場には一般的になじみがある色鮮やかなカトレア大型原種をはじめ、珍しい品種のパフィオペディラム属やオンシジューム属、ファレノプシス属、デンドロビューム属など130種150鉢が展示されている。 会員たちはランの栽培技術で高い評価を受けており、作品の数々に来場者は見入っていた。 |
| ●古代ゾウの化石、高校生が発見 |
| 頭蓋部分、「世界でもトップレベル」の状態 |
| 約1650万年前後に生息した古代ゾウ「ステゴロフォドン」の化石が常陸大宮市で発見され、報道陣に公開された。これまで発掘された化石と比べ状態がよく、「世界でもトップレベルではないか」という発見をしたのは高校生。 地層から取り出された化石は近く、ミュージアムパーク県自然博物館(坂東市大崎)での公開を予定しているという。 ステゴロフォドンは南アジアから日本の中新統―鮮新統にの地層に限って発掘された化石で上あごと下あごに各2本の切歯を持つゾウ類。国内では、山形、宮城、福島、富山、石川、長崎、県内では常陸大宮市北塩子、城里町で見つかっている。 今回、地質調査を行っていた私立水戸葵陵高校2年の星加夢輝さん(17)が11日に同市野上の崖で「骨の断面や歯の一部が出ているのを発見し、同博物館や茨城大に連絡をとり、その後の調査で、ステゴロフォドンの、頭蓋部分と判明。臼歯や頭蓋の大きさは長さ約60a、上下30a。 見つかった頭蓋は、左右の臼(きゅう)歯、頭蓋中にこれから出る臼歯が入っている可能性があり、これまで発見されていない頬骨弓(きょうこっきゅう・頬骨)が初めて発見された。また、左側の臼歯、後頭顆(か)、切歯(きば)など国内で屈指の標本としている。 星加さんは、同館でジュニア学芸員に登録。「これを機に、自然科学や地学に興味を持ってもらえれば」と話している。 同館では、現在開催している企画展「恐竜発掘―過去からよみがえる巨大動物―」(来年1月9日まで)実施中に公開できればと話している。 |
| ●たかつ合唱団の歌声響く―土浦 |
| イオンでクリスマスコンサート |
| 土浦市立下高津小(同市下高津4丁目)の児童でつくる「たかつ合唱団」は18日、同市上高津の「イオンモール土浦」でクリスマスコンサートを開いた。合唱曲やクリスマスソングなど9曲を歌い、保護者や買い物客を楽しませた。 同合唱団は3〜6年の希望者53人で構成。学校の昼休みに練習に励んでいる。コンサートでは今年のNHK全国学校音楽コンクール課題曲「ぼくらは仲間」をはじめ、手話を取り入れた「世界がひとつになるまで」や、童謡などを披露。合唱団にボランティアで協力する塚原美奈子さんのピアノ演奏に合わせ、歌声を響かせた。 「サンタが街にやってくる」などのクリスマスソングでは、観客も手拍子をして盛り上がっていた。「時間がない中で一生懸命練習してきた。これからもよろしくお願いします」とあいさつした。担当する井坂恵利教諭は「子どもたちなりに楽しく頑張れたと思います」と感想を話していた。 同校は「TBSこども音楽コンクール」の合唱部門最優秀校として、26日に都内で開かれる東日本優秀演奏発表会に出場。土浦市民会館で23日開催のチャリティーコンサートなどに参加も予定する。 |
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