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2003年11月8日
●各候補、最後の訴え
衆院選あす投票、「政権選択」に運命の審判
自民党の議席独占はあるか? 民主党が複数議席を維持拡大できるのか? 共産党の引き潮に歯止めがかかるか?社民党が悲願の議席獲得なるか? 第四十三回衆院選は、 いよいよ舌戦は残すところきょう一日だけ。 全国的には、 自公保三党連立維持か、 民社両党中心に交代か、 「政権選択」 が最大の焦点。 県内でも、 各党各陣営が激しい舌戦を繰り広げた。 各候補は八日、 繁華街や団地などを集中的に回って 「最後の訴え」 を行う。

【1区】民主新の福島伸享氏は終日、 水戸市内で街頭演説。 茨大前、 末広町、 千波、 見川、 赤塚、 中心市街地、 駅南、 下市、 常澄、 双葉台などを回る。
共産新の小島修氏は桜川団地、 河和田団地、 郵便局前、 南町の大型店前、 双葉台の大型店前、 堀町など水戸市を巡回。 夜八時前、 上水戸で締めくくる。
自民前の赤城徳彦氏は、 午後三時から水戸市の下市商店街をパレード。 午後四時半からは上市に移り、 中心商店街を行進し、 握手などで支持を訴える。
自民前の額賀福志郎氏は県内に戻らず、 東京、 神奈川などで同党候補の応援に尽力。 後援会関係者による遊説で最後の訴え。 懸命に本人不在の穴を埋める。

【2区】民主新の常井美治氏は午前八時に銚子大橋をスタート。 波崎町、 神栖町、 潮来市までバイクで遊説。 麻生、 小川、 岩間を経て、 友部町まで支持を訴える。
共産新の高原努氏は午前八時に鹿嶋市を出発。 同市内を中心に神栖町、 潮来市と遊説。 住宅街や大型店前などでの遊説を強化。 演説数三十回を目指す。

【3区】共産新の上野高志氏は牛久市から出発、 市内九カ所で遊説。 その後、 龍ケ崎市に移動、 大型店前や神社前でも遊説する。 夕方に取手市に戻り、 打ち上げる。
自民新の葉梨康弘氏は利根町から、 龍ケ崎、 牛久、 守谷市など都市部を中心に遊説。 夕方に、 取手市に戻り、 JR取手駅東口で街頭演説、 締めくくる。
民主前の小泉俊明氏は地元取手市など都市部を中心に遊説。 街宣予定を臨機応変に変更するゲリラ戦術で、 行動力とフットワークの良さを誇示する。

【4区】自民前の梶山弘志氏は、 金砂郷、 瓜連、 那珂町、 ひたちなか市、 東海村の順で訴え。 夕方に地元の常陸太田市に戻り、 夜七時から同市内で個人演説会。
社民新の大嶋修一氏は、 ひたちなか市、 東海村、 那珂町で選挙カーを走らせる。 正午ごろ、 ひたちなか市内で開催される産業祭会場を訪れる予定。
共産新の川崎篤子氏は、 東海村、 ひたちなか市を重点的に回る。 団地など数十カ所でマイクを握り、 夜七時四十分から同市の事務所前で締めくくる。

【5区】共産新の大内智子氏は、 北茨城市の平潟港から日立市石名坂の事務所まで南下する。 各地の住宅団地や大型店舗前、 商店街で最後のお願いをする。
自民新の岡部英明氏は、 JR大津港駅を皮切りに北茨城市内で二度マイクを握る。 高萩市、 十王町を遊説し、 夕方、 日立へ。 市内三駅前などで街頭演説。
民主前の大畠章宏氏は午前中は日立市南部へ。 午後は北茨城市まで往復し、 夕方、 日立市内の商店街の祭りに参加。 地元の団地に帰り、 街頭演説をする。

【6区】民主元の二見伸明氏は朝七時、 土浦市の公設卸売市場であいさつの後、 選挙カーで土浦、 つくばを遊説。 午後には土浦とつくばクレオ前で街頭演説する。
共産新の佐藤正剛氏は午前中、 土浦市中心部や神立地区の住宅団地など、 午後はつくば市の公務員住宅など計二十数カ所を回り最後の訴え。
自民党前職の丹羽雄哉氏は午前中、 土浦市内を遊説し、 午後は地元の石岡市へ。 既に同市内四十一カ所に遊説時刻を設定、 市民に参集を呼び掛ける。

【7区】民主新の五十嵐弘子氏は、 水海道市内の老人会の催しで支持呼び掛け。 結城郡や結城市、 三和町、 総和町などを回り、 古河市のJR古河駅前で締めくくる。
共産新の田谷武夫氏は、 比例区との重複立候補のため、 選挙区内を回るのは最終日が三日目。 結城市から古河市、 岩井市、 水海道市を中心に街頭演説。
自民前の永岡洋治氏は、 結城市から三和町、総和町、古河市を遊説。 古河市では商店街で街頭演説。 目抜き通りをパレードし、 JR古河駅前で総仕上げ。

●土浦市長選あす投票
活性化策など争点に激戦
任期満了に伴う土浦市長選は九日、 投票が行われる。 四期十六年務めた助川弘之市長の引退を受けた同市長選には、 元市議会議長で農業の小野治氏=無所属=と前土浦商工会議所会頭で会社社長の中川清氏=同、 自民・公明・社民推薦=の二人が立候補、 同市長選としては十六年ぶりに新人同士の一騎打ちとなり、 白熱した戦いを繰り広げている。

同市長選に向けては先月二十五日、 土浦青年会議所 (勝田達也理事長) 主催で両氏を招いた公開討論会が開催され、 市民約六百人が参加したほか、 ケーブルテレビでも中継された。 同市長選としては初の試みで、 両氏がそれぞれの政策などを戦わせた。

大型店の撤退などによる中心商店街の空洞化、 周辺市町村との合併問題などの課題を抱える中で、 小野氏は市の再生、 中川氏は世代交代を訴え、 それぞれ活性化のプログラムを競い合っている。

前回に続き二度目の挑戦となった小野氏は早くから準備を進め、 「リバイバル土浦」 と題した政策を発表。 助川市政を 「失政」 と厳しく批判し、 鉄道博物館の建設などの振興策を掲げて浸透を図っている。 県農協政治連盟土浦支部の推薦を得て農村部を中心に、 支持を固めており、 インターネットなども積極的に活用して若者層などへの浸透も図っている。

九月になって出馬表明した中川氏は、 選挙に向けて県公安委員長や土浦商工会議所などほとんどの役職を辞任。 「新しい土浦」 をキャッチフレーズに、 つくばエクスプレスの土浦延伸など九つの重点政策を掲げた。 三党のほか、 市議二十七人、 市内の主要団体の推薦を取り付け、 大きな陣形となったが、 上滑りを警戒、 引き締めを図っている。

投票は衆院選と同日の九日、 市内四十カ所で行われ、 午後九時から同市大岩田の霞ケ浦文化体育館で即日開票される。 有権者数は十万八千三百四人 (一日現在)。 前回投票率は50・05%だった。

●業者「死活問題」と訴え
コイ大量死問題で県が説明会
霞ケ浦と北浦でコイヘルペスウイルス病 (KHV) に感染した養殖ゴイが大量死した問題で、 県は七日、 玉造町甲の町農村環境改善センターで、 養殖業者らを集めた説明会を開き、 養殖いけす全面立ち入り検査の結果や県コイ養殖緊急対策本部 (本部長・橋本昌知事) による死魚の処理方法について説明した。

これに対し、 霞ケ浦漁業協同組合連合会は、 霞ケ浦十五、 北浦二の全漁協の意見をもとに、 養殖業保護を求める要望書を来週初めまでにまとめ、 県に提出する方針を明らかにした。
 説明会には個人業者をはじめ各漁協組合長、 各町村の担当者ら四十人が出席。 関係者は神妙な面持ちで県関係者の話に耳を傾けた。

各漁協からは県への要望や意見が噴出。 県が正常なコイについても出荷自粛を求めていることに対し 「生計維持のため、 やむを得なく出荷する業者も出てくる」 「犯罪者を出してもいいのか」 と県の方針を厳しく指摘する意見が相次いだ。

また、 業者が加害者にならないよう、 移動禁止の法的措置を取るべきでないと強く訴える意見も出たほか、 他魚への感染の可能性が低いと考えられる、 加工品製造目的の出荷は認めるよう求める声があった。

県は千百二十五トンに上る死魚の処理について、 来週始めまでに十トントラック九台を使用し、 霞ケ浦町七、 玉造町三、 麻生町一の計十一の漁港や船だまりから引き上げ、 県内三カ所の一般廃棄物処理場に運搬、 埋却処理するなど方針を明らかにした。

県霞ケ浦北浦水産事務所の草野和之所長は 「業者からの要望書は受け取り次第、 知事と検討し早急に対応したい。 出荷最盛期の年末までには移動についての問題が解決できるようにしたい」と話した。

●自慢のレンコン料理味わう
6社が出品、土浦で試食会
日本一の生産量を誇る茨城産レンコンを郷土料理の食材として定着させ、 消費拡大を図ろうと、 「れんこん料理フェア2003」 の一環として、 フェア参加店などが自慢のレンコン料理を提供する 「れんこん料理展示・試食会」 が七日、 土浦市大和町のウララビル五階・県県南生涯学習センター多目的ホールで開かれ、 市民ら約千人がオリジナル料理などを味わった。

同フェアは本格的なシーズンを前にレンコンの消費拡大を図ろうと、 土浦市内のホテルや料理店など十六店舗が参加。 今月一日から一カ月間、 趣向を凝らしたレンコンのオリジナル料理などを提供している。 一九九七年度から始まり、 今年で七回目になる。

オープニングセレモニーでは、 同フェア実行委員長の小坂光則県県南地方総合事務所長が 「日本一の産地をさらに盛り上げ、 レンコン料理を郷土料理として定着してほしい」 とあいさつ。 参加店がそれぞれの料理の特徴や作り方などを説明した。

展示・試食会には土浦京成ホテル、 四川飯店アルファ、 国民宿舎水郷、 かね喜本店、 県中華料理生活衛生同業組合土浦支部、 生産者団体のホワイトロータスクラブ―の六店・団体が出品。 オリジナルのレンコン料理を展示するとともに、 約千人分ずつの料理を無料で提供した。 また、 会場では調理方法を紹介したり、 食事券が当たる抽選会なども行われた。

●青果集品センター完成
玉里村、事業の活性化誓う
全農県本部の 「青果集品センター」 が、 このほど、 玉里村栗又四箇に完成し、 七日、 石岡市の 「センチュリープラザ石岡」 で披露式が行われた。 式典には同センターを活用して生協活動を繰り広げる生協連コープネット事業連合関係者や地元、 いばらきコープ関係者、 県、 玉里村など、 農政、 地元行政関係者らが参加し、 生産者と消費者との連携を強化しながら、 センターをフル活用して事業の一層の活性化を図ろうと誓い合った。

同センターは、 生協 「いばらきコープ」 と 「とちぎコープ」 が農産品の共同購入を進めるに当たり、 セットとパッケージ業務を同センターに委託。 農産品の品質を維持し、 地産地消にも役立つことから、 同本部で建設を進めた。

約七千百平方メートルの敷地に冷蔵、 冷凍保存施設や、 包装加工施設を完備。 三つのラインで消費者単位に箱詰めし、 発送する。 同本部ではコンプライアンス (法令順守) を徹底し、 清潔で衛生的な食品工場として運営し、 食に対する信頼が失われかけている中、 安全、 安心な青果の提供に全力を挙げる。

廣木・同本部運営委会長は 「センターが生協組合員と生産者との接点として十分、 力を発揮できるよう、 運営に取り組む。 安全な農産物の生産と供給の核になるよう努める」 と述べた。
 式典前に参加者全員で施設見学し、 最新鋭の作業機器を前に、 流れ作業を追って説明を受けながら、 施設の完成を祝い合った。


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