2008年9月5日
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| ●「住民条例は必要ない」と意見書 |
| 中川・土浦市長、週明け議会へ |
| 土浦市のJR常磐線土浦駅西口の北地区再開発事業で、マンション建設に反対する市民団体が住民投票条例制定を求めて同市に本請求したことを受けて、中川清市長は「条例制定は必要ない」とする意見を添えて8日の市議会本会議に条例案を提出することが4日、分かった。 不要とする主な理由について、同事業は建築資材の高騰やマンション市況の低迷などにより延期したが、経済環境が整った際には、改めて事業の成立性について検証し、慎重に判断する▽住民の意思を直接反映させる同制度の意義は十分認識しているが、計画段階からこれまで議会をはじめ関係者と数々の議論を重ねながら合意形成を図ってきた―などを挙げている。 条例案は市議会総務委員会(荒井武委員長)で審議され、17日の本会議最終日に採決される。議会は両論が伯仲しており、採決の結果が注目されている。 この間、本請求した市民団体「市による土浦駅前北地区でのマンション建設を考える会」の船津寛代表が11日ごろに本会議で意見陳述をする予定。 市長が「必要ない」とする意見書を付けて提出する方針が明らかになったことについて、船津代表は「市長は手続きを踏んで十分市民の意見を得られたと考えているならば、住民投票によって確認してもらいたい。議員には市民の考えを受け止め、採択してほしい」と話した。 同事業をめぐっては、3月議会で意見が二つに分かれており、市議会建設委員会で否決された08年度一般会計予算案、同事業にかかわる特別予算案の2件は、本会議で可決。新年度予算案は採決の結果、賛成16人、反対10人の4票差で可決された。 賛成派の議員らは「駅前定住人口を増やすという共通認識で議会として取り組んできたはず」と主張。一方、反対派の議員らは「約30億円もの税金をつぎ込むマンション建設に絡む予算には賛成できない」などと反発していた。 |
| ●横山大観の生誕の地を取得へ |
| 水戸市が史跡として整備 |
| 水戸市は、日本画家の巨匠・横山大観(1868―1958)生誕の土地を近く取得する方針だ。今年、大観の生誕140年・没後50年を迎えることなどから年内にも土地を取得し、取得後は、2009年度の市制施行120周年に併せ、史跡として整備。「生誕の地」としてPRしていく意向だ。 横山大観は、水戸藩士・酒井捨彦の長男として水戸・下市三町(現在の城東2丁目)に生まれた。東京美術学校(現在の東京芸大)の第1期生として学び、その後「生々流転」など数々の作品を生み出し、第1回の文化勲章を受章するなど、我が国の近代美術に大きな影響を与えた。 購入予定地から約50b離れた市立城東小学校の敷地内に1978年に石碑、94年に大観像が設置されていて、敷地は約14平方b。 だが、設置場所が実際の生誕地でないことから、市も史跡としてPRできず、水戸が大観の生誕地であることを知らない人が多い。購入予定地は192平方bの住宅地跡で、当時の史料から酒井家屋敷跡の一部であることが確認されている。 市文化振興課では、移設を行うと共に新たな観光スポットとして活用策を検討していく方針だ。 |
| ●筑波山を仰ぎ稲刈り |
| 収穫期を迎え、気になる天候 |
| かすむ紫峰を仰ぎながら稲刈り一番乗り―。このところはっきりしない天候が続く中、晴れ間がのぞくのを待つかのように、筑波山ふもとの桜川市真壁町で稲刈りが始まった。 このタイミングを逃すまいと、地元の深谷輝男さん方では家族が桜川べりの水田で稲刈りをスタート。「先日の豪雨で水がたまったが、ここは比較的早くはけたので」と、地区で一番早い稲刈りとなった。 黄金色に実った稲穂の景観美を惜しみながら、深谷さんの巧みな操作のコンバインがスピーディに稲を刈り取った。収穫されたもみは、息子さんが運ぶ専用の軽トラックに積み込まれ、親子の連携プレーで作業を終えた。 今年は全体として作柄はいいようだが、収穫時期を迎えて各地の農家は、今後の天候や台風が気になるところ。雨風が続くと刈り取り間近の稲穂が倒れて寝てしまい、コンバインが入りにくくなるからだ。 これから9月半ばにかけては少しでも晴れ間がのぞくと、各地で農家が忙しくコンバインを動かす稲刈りラッシュとなる。どこか懐かしさを伴いながら、地域景観とともに日本の秋の原風景が楽しめる。 |
| ●「朝日里山学校」11月開校へ |
| 体験型の観光施設として活用、条例検討 |
| 石岡市の旧朝日小学校を体験型観光施設「朝日里山学校」として、観光誘客や体験学習の場として生かすための条例案が、現在、開会中の市議会9月定例会で論議されている。 「学校」は11月1日に開校の見通し。校舎は映画やドラマのロケ地として提供するフィルムコミッションに配慮し、極力、現状の外観を維持しながら教室で食の体験ができるよう施設を整え、トイレなどの充実も図る。 「学校」周辺には菖蒲沢の薬師堂が往時をしのばせるたたずまいを見せ、遠く水戸市の県庁も望める薬師古道が再整備されて山道の散策には絶好のルート。北向き観音も復活し、夏には小町万灯会も行われる。 国民宿舎つくばねやオートキャンプ場も備え、宿泊観光も可能なほか、かやぶき民家の溶け込んだ山村風景も貴重な観光資源だ。 フルーツライン沿いに並ぶイチゴ団地ではハウス農家が軒を連ね、季節になるとハウス栽培のイチゴ狩りが楽しめる。また、年間を通じて里山の景観を楽しみながらのハイキングや農作業、林業の体験など農村環境を生かしたイベントが展開できる。 市では教室を利用して、陶芸、ピザ焼き、そば打ち、しいたけ原木作り、漬物作りなど、田舎ならではの体験メニューを提供する予定で、開校後も常に農村環境を生かしたイベント、体験メニュー、食材などソフト面の充実に心がける。 昨年、石岡商工会議所が中心となり、周辺住民の協力を得て同校を利用した「トカイナカ・いしおかプロジェクト」を展開。11月には旅行会社の協力を得て、首都圏やTX(つくばエクスプレス)沿線からモニター観光客を募ってイベントを実施。要望や意見を求めた。 その結果を踏まえ、同校を拠点として田舎料理を提供し、ふるさと体験事業を展開。地産地消による新メニュー開発と「トカイナカ・いしおか」を地域ブランドとする運動を展開する。 開校後は当面、市が直営でイベントを実施し、施設の貸し出し、運営管理などにあたりながら、関係団体とも協議して指定管理者による運営も視野に入れる。 |
| ●救急出場は5分に1回 |
| 6日から各地で啓発行事 |
| 県消防防災課は「救急の日」(9日)と「救急医療週間」(7〜13日)に合わせ、県内の救急状況や主な行事予定をまとめた。県内の消防機関は各種行事を通して救急の普及啓発に取り組む。人工呼吸や心臓マッサージ、AED(自動体外式除細動器)など応急手当の普及啓発や救急業務の理解を図る。 救急隊員数は4月1日現在で2683人。救急隊員の資格を持つ消防職員は3616人。非常用車両を除く救急自動車数は147台で、うち高規格救急自動車が123台となっている。 2007年の救急出場件数は10万6325件で、救急搬送人員は10万411人だった。県全体で1日平均約291件、約5分に1回の割合で出場していることになる。 65歳以上の高齢者の搬送人員は4万4241人で、全体の44・1%を占め、年々増加傾向にある。事故種別では、「急病」が58・4%の5万8651人で、うち65歳以上の高齢者の割合は52・1%(3万556人)を占めている。 県では、県民の救命率の向上を図るため、全147救急隊に救急救命士の常時1人の配置を目指し養成に取り組んでいる。08年4月末現在の県内の救急救命士は447人で、今年度は32人の養成所派遣を予定している。 主な行事予定は、次の通り。 ▽6日=救急医療週間特別イベント「子供の救急ってどんなとき?」=クレオつくば店(つくば市)▽7日=救急フェア=ヨークベニマル坂東店(坂東市)▽7日=結城市民の集い=結城市民文化センター(結城市)▽9日=「救急の日」救命手当体験コーナー=高萩サティ(高萩市)▽9日=街頭広報=赤塚駅(水戸市)▽9日=救急広場=イズミヤ2階(牛久市)▽9日=2008年度救急フェア=かわねやフェスタ駐車場(常陸太田市)▽10日=1日救急隊長・救急の日の広報=消防本部、道の駅だいご、森林の温泉▽12日=献血=サンユー磯原中央店駐車場(北茨城市)▽12日=応急手当普及啓発活動=保健センター(大子町)▽13、14日=普及啓発活動=長崎屋勝田店、ジャスコ勝田店(ひたちなか市)▽14日=救急の日街頭PR=道の駅だいご(大子町)。 |
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